GPT-5: プロジェクト機能、ついに無料ユーザーにも解放

GPT-5 プロジェクト機能、ついに無料ユーザーにも解放

2025年9月3日、OpenAIはこれまで有料プラン限定だった「プロジェクト(Projects)」機能を、ついに無料ユーザーにも開放しました。これにより、最新モデル GPT-5 と組み合わせて使える環境が一気に広がり、誰でも高度なAI活用を体験できるようになったのです。この記事では、そのメリットや使い方を、最新データを交えながら自然な語り口でわかりやすくご紹介します。

プロジェクト機能とは?“会話と資料をまとめるフォルダ”のようなもの

「プロジェクト」機能とは、複数の会話やアップロードしたファイルを一つのワークスペースにまとめ、文脈を保持しながら継続的に作業できるツールです。たとえば、会議の進行内容や資料のやり取りを一つの“プロジェクト”に集約することで、必要な情報へ迅速にアクセスしやすくなります 。

当初はPlusやPro、Enterpriseなどの有料プランのみで利用可能でしたが、2025年9月3日より無料ユーザーにも順次提供が開始されました 。

無料プランでプロジェクトが使える――仕様と条件

無料プランにおけるプロジェクト機能の仕様は以下の通りです:

  • プロジェクト内で最大5ファイルまでアップロード可能

  • カスタム指示や以前のチャットもプロジェクト内で一元管理

  • チャット文脈やファイル、会話設定などが保たれるため、継続的な作業がスムーズ

有料プランとの上限比較は下記の通りです:

プラン アップロード可能ファイル数
無料(Free) 最大5ファイル
Plusプラン 最大25ファイル
Pro / Business / Enterprise 最大40ファイル

実感!“プロジェクト機能”の便利さとは

実際に使ってみると、「一度設定したカスタム指示や使いたい資料を毎回再設定不要で呼び出せる」のは非常に便利です。
プロジェクトごとに文体やトーンを保ったAI応答が可能で、作業効率が格段にアップします。
また、PC Watchではスマホアプリでもサイドバーから簡単にプロジェクトを作成できることが紹介されており、UI面でも配慮が行き届いています 。

拡張機能との相性も良好:Deep Researchなどと連携可能に

プロジェクト機能は、Deep ResearchやCanvas、DALL-Eといった高度機能ともシームレスに連携できます。
例えば、「プロジェクト内で資料をアップ→Deep Researchで詳細分析→Canvasで可視化」といった流れが、そのままプロジェクト内で完結します 。

特にDeep Researchは、無料ユーザー向けにライト版が提供されており、短時間で信頼性の高い調査レポートを生成できる強力な武器です 。

無料ユーザーも“実用的に”進化したChatGPT

  • 「プロジェクト機能」が無料プランに解放され、ファイル管理や会話整理がより便利に。

  • 無料でも最大5ファイルがアップロード可能、PlusやProとの差も明確。

  • Deep Researchなどとの連携により、調査や分析など多様な活用が可能に。

GPT-5とともに、無料でもここまで使える—ChatGPTは、ますます“日常のパートナー”に近づいています。まだ使っていない方は、まずはプロジェクト機能からぜひお試しください。

  • Shimeshi Kuni

    私は Shimeshi Kuni と申します。1989年8月27日生まれ、東京出身のITエンジニアとして、人工知能(AI)分野に情熱を注いでいます。幼い頃からテクノロジーに強く惹かれ、AIの力で人々の暮らしをより良くしたいという夢を抱き続けてきました。現在は、ChatGPTJP.com を通じて、AIの未来を形作る一端を担えることに誇りを感じています。

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